TOA株式会社(本社:神戸市 社長:井谷憲次)では、企業メセナ活動*注の一環として、音楽と教育に関する市民意識調査を独自に実施し、冊子にまとめましたのでお知らせいたします。加えて、調査結果に関連し、小学生を対象とした無料音楽ワークショップ「TOA Music Workshop 2010」の参加校を公募いたします。
本調査は、親世代を対象としたアンケートを通して、音楽と教育の関係性を探る取り組みです。2007年度の開始から、今回で4回目の実施。毎年、20代から60代の男女500名を対象に調査を行っています。
今年の特徴的な傾向として、親世代の理想と現実のギャップが浮き彫りになりました。子どもに芸術文化に接する機会を与えたいと考えている親世代が9割を超えている半面、実際に子どもに機会を与えることが出来た割合は、平均で3割以下に留まるということが明らかになりました。また、子どもが生きていく上で最も必要な力は「心の豊かさ」であるとの回答が5割を超え、その力を育てる科目として「音楽」が3年連続でトップとなりました。
この結果を踏まえて、TOAでは小学生向けの音楽体験プログラム「TOA Music Workshop 2010」を今年度も継続して実施いたします。本企画により、子どもたちが多様な音楽に触れ、音楽を楽しむことができる場の提供を行います。なお、参加校は、公募により決定いたします。開催時間は約2時間、参加費は無料です。
*「企業メセナ活動:「メセナ[mecenat]」は、芸術文化支援を意味するフランス語。企業メセナとは、販売促進目的ではなく企業が社会貢献の一環として行う芸術文化支援を指す。近年は広義に解釈され、教育や環境、福祉なども含めた「企業の行う社会貢献活動の総称」ともされている。
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