神戸の夜に酔いしれて
今も洋館が佇む神戸旧居留地。神戸港の開港とともに外国人の住居や通商の場として造りあげられた街だ。古きよき時代を伝える建物を活用したカフェレストランには、神戸の夜を彩る音がある。カクテルの軽快なリズムに耳を傾け、神戸の夜に酔いしれて…。
に関するコンテンツ一覧
今も洋館が佇む神戸旧居留地。神戸港の開港とともに外国人の住居や通商の場として造りあげられた街だ。古きよき時代を伝える建物を活用したカフェレストランには、神戸の夜を彩る音がある。カクテルの軽快なリズムに耳を傾け、神戸の夜に酔いしれて…。
緑豊かな丹波市で、アートに出会った。森から切り出した丸太を素材に作る彫刻作品、チェーンソーアート。できあがったのは、表情豊かで今にも飛び立ちそうなふくろう。爆音を轟かせ、一本の丸太に命を吹き込むその様は、まさに森のアーティストだ。
淡路島の北に位置する淡路市に、江戸末期から受け継がれてきた伝統産業、線香作り。生産高日本一を誇る町で、今も手作りにこだわる工場がある。原料を混ぜる音、線香を切る音、揃える音。昔からこの町に響くなつかしの音。人々の技と誇りが伝統を支えている。
日本海に面した漁業の町、香美町。秋ともなれば、町はカニ一色に染まる。町の自慢は香住ガニ。朝もまだ明け切らぬころ、香住漁港に鐘の音が響き、競りが始まる。男たちの威勢のいいやりとりは漁業の町ならではの音。今日も荒波の日本海でカニ漁は続く。
大空を舞うコウノトリの郷として知られる豊岡市に、軽やかに響く音がクラッタリング。くちばしを打ち鳴らすその音は、求愛やコミュニケーションのしるしだという。クラッタリングは、再び豊岡の空へと還ってきたコウノトリの喜びの歌に聞こえる。
豊かな自然に包まれた新温泉町。この町でより自然であることにこだわり、完全無農薬のアイガモ農法にこだわってきた家族がいる。にぎやかな鳴き声を響かせながら田んぼの雑草や害虫を食べるアイガモたちは、小さな命が命を育む、まさに田んぼの守り神。