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赤外線会議システム TS-920シリーズ/TS-820シリーズ
送受光器取り付けの際の留意点
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使用者の陰になったり物陰になったりした送受光器には赤外線は届きません。
各会議ユニットから複数の送受光器が見えるように設置してください。 - 送受光器1台のみで通信している場合、人や物により赤外線がさえぎられて受信が途切れる可能性があります。常に複数の送受光器と各会議ユニットが通信できるように、送受光器を設置してください。
- 壁際や障害物の直近に設置しないでください。
- 送受光器は、窓から少なくとも2~3m離して設置し、太陽光が直接機器に当たらないように、カーテン・ブラインドなどで遮断してください。
- 蛍光灯から50cm以上離して設置してください。
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以下の赤外線発光源を近づけないでください。
照明装置、液晶プロジェクター、OHP、白熱電球、水銀灯、プラズマディスプレイ、リモコン、赤外線マイク、赤外線LANなどの赤外線機器、調光器
送受光器の配置例
30m四方の会議室
図のような間隔で設置すると、カバーエリアが部屋の隅々まで確保できます。
※送受光器は、天井までの高さによってTS-905とTS-907を使い分けてください。
円卓で使用する会議室
すべての会議ユニットが円卓に配置され、赤外線が全くさえぎられない条件では、1台の送受光器でカバーできることがあります。
混合分配器を使用するとき
- 混合分配器の直列接続は2段までにしてください。3段以上接続すると、高周波信号の損失が大きくなり、システムが正常に動作しない原因となります。
- 同一システム内の送受光器で、混合分配器を通らないもの、混合分配器を1段通るもの、混合分配器を2段通るものが混在しても問題ありません。
配線上のご注意
会議ユニットからの赤外線を配線ケーブル長の異なる複数の送受光器で受けた場合、受信レベルが低下し、正常に動作しないことがあります。送受光器からセンター装置までの配線ケーブル長を同じにしてください。
各送受光器からセンター装置までの配線ケーブル長:
L=A+B=A+C+D
※途中に混合分配器があっても適用されます。
送受光器から混合分配器までの距離:D
混合分配器間の距離(混合分配器が2段通っている場合):C
混合分配器からセンター装置までの距離:A
最大ケーブル長を求めるための条件
各送受光器からセンター装置までの最大ケーブル長は、使用する同軸ケーブルの種類により異なります。次の2種類の条件を満たす必要があり、それぞれを計算した結果、短い方の値が同軸ケーブルの最大延長距離になります。最大ケーブル長を越えないようにしてください。
1.ケーブルの最大許容損失: 20dBー混合分配器のトータルの損失
(種類、段数によって変化)
2.ケーブルの最大許容直流電圧降下:5V