第15回 ハイウェイテクノフェア2018

イベントレポート

TOA株式会社は、11月28日(水)~29日(木)まで、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催された「ハイウェイテクノフェア2018」に出展しました。

「第15回 ハイウェイテクノフェア2018」に出展しました。

TOA株式会社は、11月28日(水)~29日(木)まで、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催された「ハイウェイテクノフェア2018」に出展しました。

ハイウェイテクノフェアは、2018年で15回目の開催となります。2004年の開催以来『高速道路の建設・管理技術』にクローズアップした展示会として発展してきており、2010年には来場者1万人、2016年には来場者2万人を突破するなど右肩上がりで伸びています。出展者も年々増加傾向にあるなど、高速道路事業者や業界関係者を中心に大きな注目を集めています。

TOAでは、スマートインターチェンジ(以下スマートIC)向けモバイルインターホン、トンネル内やSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)拡声放送などの音の改善を提案し、多くの方にご来場いただきました。実機をブースに展示し体感いただくことで、TOAならではの音と映像による取り組みをPRいたしました。

ここでは、第15回「ハイウェイテクノフェア2018」のTOAの出展内容の概要をご紹介します。

スマートIC向けモバイルインターホン

スマートIC向けモバイルインターホンとは、スマートICのインターホンによる運転者からの呼び出しに対して、係員がスマートフォンで受話・通話することができるシステムです。スマートICのカメラ映像をスマートフォンで確認しながら通話対応することも可能です。

TOAの既存商品であるインターホンシステムにルーターとスマートフォンを追加するだけでワイヤレス化の対応が可能です。さらにカメラを追加することで、カメラ映像と連動した音声通話も可能で、状況把握が容易になります。巡回中など、料金事務所にいなくても運転者からの問い合わせに対応でき、的確な誘導やスムーズな案内が可能になります。

スマートIC向けモバイルインターホン

スマートICに設置されたインターホンのカメラ画像を見ながら、運転者との通話が可能に。

スマートICに設置されたインターホンのカメラ画像を見ながら、運転者との通話が可能に。

トンネル内、SA/PA拡声放送の音改善

「防災用スリムスピーカー」の実機を展示

均一で明瞭な音声を遠くまで届けることに優れた、ラインアレイ技術を採用した「防災用スリムスピーカー」の実機を展示。音達距離が従来スピーカーの約2倍で、反射の多いトンネル内、SA/PAなどの広い場所で、明瞭性の高い拡声放送を遠くまではっきりと伝達することが可能です。今回は、狭い設置スペースに対応したハーフサイズのスリムスピーカーも出展しました。

可聴化シミュレーター

TOAブースでは、そのほかに音と映像の設計支援を行う可聴化シミュレーター、音圧分布シミュレーション、3D画角シミュレーターを紹介。なかでも可聴化シミュレーターは複数のスピーカーによる音の輻輳や距離減衰などの「聴こえ方」を仮想的に聴くことができるソフトウェアで、実際に従来のトランペットスピーカーと防災用スリムスピーカーHA-1000との比較を試聴していただきました。

TOAでは、交通インフラとしてますます重要性を増す高速道路について、音と映像を駆使したソリューションを提供することで、高速道路事業者のスムーズで効率的な事業運営と、運転者の安全・安心・快適な高速道路利用に貢献してまいります。

第15回 ハイウェイテクノフェア2018

日程 2018年11月28日(水)~11月29日(木)
場所 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
URL http://htf.express-highway.or.jp/htf2018/info/

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