イベントレポート

防災・防犯トータルソリューションとして、創業以来培ってきた「音の報せる力」による「次世代型防災用スピーカー」と、カメラ一体型レコーダーの「タウンレコーダー」による「遠隔見守りサービス」を紹介。

学校教育防犯ソリューションでは、運用面を考慮した「すくーるインカムシステム」と既設同軸ケーブルを流用して高精細映像で撮影・記録できる「防犯カメラシステム」を展示しました。

「すくーるインカムシステム」ではパケットインターカムの活用例を紹介。平常時は職員室や教室間の連絡として、緊急時には教室から校内全館へ緊急メッセージを放送することができます。また来訪者への対応についても防犯カメラシステムと連動することで、来訪者の顔や姿を確認しながら安心して通話することができます。クラス替えなどで教室の配置が変更になった際も、グルーピング設定変更することで簡単に対応可能です。

「防犯カメラシステム」では壁掛型AHDレコーダーやAHDカメラを紹介。壁掛型AHDレコーダーはモニターとレコーダーおよびカメラ用電源が一体型になっており、限られたスペースにも設置可能です。AHDカメラはアナログカメラの既設同軸ケーブルを流用し、IPアドレスの設定も不要なので短期間でリプレイスでき、高精細映像で撮影・記録することができます。
また、ネットワーク経由でPCやスマートフォンからレコーダーにアクセスできるので、遠隔監視にも対応しています。

すべての人に明瞭な音声を届けるために、TOAが取り組んでいる音づくりの技術を紹介しました。TOAでは、この音の明瞭化技術を高齢の方向けや、暗騒音の大きな公共空間でも聴き取りやすくするために活用しています。
ここでは「通常のスピーカー」と「明瞭化技術を活用したスピーカー」の聴き比べを実機でデモンストレーションし、電車の音や駅の雑踏音にアナウンスを重ねた場合の聴き取りやすさの違いをご体感いただきました。
また、体育館などで残響により音が聴き取りにくい空間などでも、自動音場補正機能（ARC）を搭載したデジタルステレオミキサーM-633Ｄを使用することで、聴き取りやすい音に補正できることも紹介しました。

移動用PAシステムでは新発売のKZ-120シリーズを紹介しました。大出力でありながら軽量・コンパクトで持ち運びしやすく、シーンに合わせて最適な音質で拡声できる「シーンモード」を搭載（標準・屋内・ダンス・聞こえサポートの4パターンから選択）。ハウリングの抑制やマイク放送時にBGMの音量を自動で下げるミュート機能も搭載しています。
スピーカーは防滴仕様なので、急な雨でも安心してお使いいただけます。CD・SD・USBの演奏機器に加えて、オプションのBluetoothユニットWTU-BT01を組み込めばスマートフォンからも音源を再生することができます。さまざまな環境・シーンでご要望に応じて、高音質な拡声を実現します。

正確無比、純粋無垢な音を再現することを可能にしたアコースティックモニタースピーカー ME-50proを紹介。
ピュアで自然な音、細かな音まで再現できるようにこだわり、スピーカー本体とネットワークボックスをセパレート化。この「ネットワークボックス」により、スピーカーユニットに必然的に現れる位相や特性の乱れをひとつ一つ丁寧に補正でき、アンプがストレスなく駆動できるように理想的な負荷状態を構築することで、高音質で表現力豊かなサウンドを提供することができます。