イベントレポート

TOA株式会社は、4月17日(水)~19日(金)まで、幕張メッセにて開催された「駅と空港の設備機器展」に出展しました。

「第4回 駅と空港の設備機器展」に出展しました。

TOA株式会社は、4月17日(水)~19日(金)まで、幕張メッセにて開催された「駅と空港の設備機器展」に出展しました。

駅と空港の設備機器展は、駅と空港の施設・設備・システム・サービスに関する専門展示会で、「交通インフラWEEK」の総称のもと、3日間合計で約4,000名を超える来場者を集めました。

TOAは第1回目の開催から出展しており、4回目の出展となった今回は、鉄道や空港の現場で長年培ってきた『音の報せる力』を活かしたさまざまな製品・サービスを展示しました。

多言語案内放送のサイネージ連携システム

多言語案内放送のサイネージ連携システム

運転見合わせや遅延・見通し、マナー放送などの「カテゴリーから放送」、登録した「スケジュールから放送」、過去の「履歴から放送」の3つの選択肢から放送文を選択して、現場スタッフでも簡単に、状況に合わせた多言語による音声案内放送が可能です。さらにその音声案内放送を駅構内のデジタルサイネージに連携して表示する(※)ことができます。音声による放送とサイネージによる視覚表示で、信頼性の高い多言語による情報伝達が可能になります。

(※)サイネージ連携システムは、参考出品です。

画像認識技術を活用した音量の自動調整技術 参考出品

画像認識技術を活用した音量の自動調整技術

AIを活用した画像認識技術を使ってネットワークカメラ映像から混雑度を検知し、放送設備と連動して適切な音量に自動調整する技術を紹介しました。混雑時などの騒音レベルが高い時には自動で音量を上げるなど、施設の混雑状況に合わせてお客様にとって聴き取りやすい最適な音量で案内放送をお届けすることができます。
また、ネットワークカメラにより重要施設内の人を検知することで、作業の効率化、自動化も図れ、重要施設の安全を守ることでBCP対策にもつながります。

大空間における可搬型スピーカー「ポータブルスリムスピーカーセット」 参考出品

大空間における可搬型スピーカー

駅構内や屋外に簡単に持ち運べて設置でき、約150m先まで明瞭な音を届けることができる多機能な移動用ポータブルPAシステムです。AC電源のほか、専用ニッケル水素電池、乾電池、カーバッテリーの4電源方式を採用し、電池持続時間は最長15時間(※)と停電時でも長時間の使用が可能です。異常時や災害時の突然の人だまりやイベントでの混雑時に、お客様に最適な音で情報伝達することができます。素早いトラブル対応により窓口への問い合わせ件数も減り、業務の効率化も期待できます。

関西エアポートグループ(関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港)でも、HPで紹介されている「新BCPの進捗と出水期に向けての備え」の中で、情報発信の強化に取り組む旨が記載されており、ポータブル防災スピーカーの屋外を含めた全エリアへの配備などが予定されています。

(※)CD付きアンプ使用時:約5時間
CD/SD/USBアンプ使用時:約4.5時間

音声案内サポート「駅員パネル」 参考出品

音声案内サポート「駅員パネル」

列車の遅延情報や定期券購入時の混雑、歩きスマホの注意喚起、イベントの盛り上げなどの音源を事前登録し、シチュエーションに沿ったアナウンスを行える駅員パネルを出品しました。駅員キャラクターのパネルによるアイキャッチ効果と、赤外線センサーで人が近づいたらキャラクターの声による情報伝達ができる仕組みで、伝えたい情報をしっかりとお届けできるようにと考案しました。駅員パネルのビジュアルと、キャラクターの声による放送に、立ち止まって興味を示される来場者も多くおられました。

TOAでは、東京オリンピックが行われる2020年に向けて国内外の利用者の増加が見込まれる交通市場において、ご活用いただけるさまざまなソリューション開発を今後も継続して取り組んでまいります。

第4回 駅と空港の設備機器展

日程 2019年4月17日(水)~4月19日(金)
場所 幕張メッセ
URL https://www.jma.or.jp/st/

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