イベントレポート

TOA株式会社は、6月19日(水)~21日(金)まで、東京ビッグサイト 青海展示棟で開催された「第2回 学校施設・サービスEXPO」に出展しました。

「第4回 関西教育ICT展」に出展しました。

TOA株式会社は、8月1日(木)~2日(金)まで、インテックス大阪2号館で開催された「第4回 関西教育ICT展」に出展しました。

関西教育ICT展は、「ICTで教育力を高める! 教育現場で使える ICT 環境の提案」をテーマに、教育市場を活性化するさまざまな講演、関連した商品やサービスを展示する西日本最大級の教育ICT展示会です。
TOAでは、「これからの学校に必要な『最新の音環境』のご提案」をテーマに、英語授業や教室のICT環境をサポートする「教室内拡声システム」、小中一貫校チャイムの鳴らし分けや学年別リスニングテストが簡単にできる「学校向けネットワークPA」などを展示しました。

学校向けネットワークPA

学校向けネットワークPA

最近増えている小中一貫校に向けては、学校の校内放送の運用をスムーズに行える「学校向けネットワークPA」をご提案しました。
「学校向けネットワークPA」は校内LANを活用したネットワーク型の校内放送システムで、グループ分けや教室変更も配線工事等が不要です。Webブラウザーから簡単に変更できるため、チャイムの鳴らし分けや音源が異なる学年ごとの英語のリスニングテストも柔軟に対応できます。
ブースでは、校内連絡装置(すくーるインカム)やネットワークカメラをシステム連携し、放送の鳴らし分けやカメラ映像を確認しながらの特定エリアへの放送、双方向のやりとりの模様を体験していただいたほか、導入校の動画などの紹介も行いました。
来場者の方からも、「リスニングテストなどで活用できそう。校内放送のメンテナンスを年に一度は実施するので、このシステムが入っていたら便利」といった感想をいただきました。

教室内拡声システム 参考出品

教室内拡声システム

小学校への英語教育やPBL(Problem Based Learning)、アクティブラーニングの導入にともない、教室へのICT機器の導入が活発になってきました。一方、教室の音環境はプロジェクターや電子黒板のスピーカーからの拡声が中心で、非常に聴き取りづらい環境が依然として続いています。
TOAでは、教室内の拡声設備として赤外線受光部とスピーカーが一体となった「教室内拡声システム」をご提案しました。スピーカーを教室内の天井中央に配置することで、教室内のすみずみまで聴き取りやすい音を均一に届けることが可能になります。子どもたちの聴き逃しも防ぐことができて集中力も向上、授業のスムーズな進行が期待できるシステムです。
「聴覚障がい児への補聴システムとして、一般教室に導入するのも効果的」と、関心を示していただいた来場者の方もおられました。

校庭騒音対策

校庭騒音対策

大音量の音を校庭に届けるために、以前は校庭放送用にトランペットスピーカーが用いられていましたが、校外にも大きな音が漏れるなど近隣住民から苦情が寄せられるケースもありました。また、トランペットスピーカーは拡声用のスピーカーのため音質も悪く、ダンス発表などには不向きでした。
TOAでは、指向性制御と遠達性に優れ、必要な場所に対して的確に音を届けるラインアレイスピーカーを校庭騒音対策スピーカーとしてご提案しました。また、音響シミュレーションで学校ごとに異なる周辺環境などを把握し、音響調整によりスピーカーの配置や台数を見直すことで、校庭の音環境の改善をご提案しています。

移動用PAセット

移動用PAセット

軽量・コンパクト、さまざまな環境・シーンで大出力・高音質の拡声が可能な「移動用PAセット KZ-120シリーズ」を展示しました。
スマートフォンからBluetooth接続で音源を再生、利用する用途や環境に応じて最適な音質にワンタッチで切り換えることができる「シーンモード(標準/屋内/ダンス/聞こえサポート)」などの機能を紹介しました。
防滴仕様のスピーカーで急な雨にも対応可能なほか、スピーカー4台まで接続できる送り配線により、保育園や幼稚園などの運動会、小学校の屋外行事など、幅広いシーンでご活用いただける点などをアピールしました。

TOAでは、「音と映像を組み合わせたシステム」により、安全・安心・快適な学校空間づくり、学校の教育現場に貢献するさまざまなソリューションを今後も継続して提供してまいります。

関西教育ICT展

日程 2019年8月1日(木)~8月2日(金)
場所 インテックス大阪2号館
URL http://kyouikuict.jp/

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