金沢市(金沢駅東広場) 様
北陸新幹線の延伸開業でさらなるにぎわいをみせる金沢駅。
隣接する東広場に訪れる市民や観光客の安全・安心を、TOAのカメラシステムでサポート。
概要
駅を降りた人に傘を差しだすおもてなしの心をコンセプトに大きな傘をイメージした「もてなしドーム」や、金沢の伝統芸能である能楽の鼓をモチーフとした「鼓門」と意匠にこだわった建築美で有名な金沢駅。
アメリカの旅行雑誌「トラベル&レジャー」にて2011年には「世界で最も美しい駅14選」にも選ばれました。
金沢駅は、新幹線・鉄道・バスと北陸の交通の結節点であり、外国人観光客や修学旅行生、地元の人など多くの人が利用しています。駅に隣接する金沢駅東広場の施設管理用カメラシステムとして、TOAのカメラシステムが採用されてから約20年が経過し、システムをリニューアルすることとなりました。
●金沢駅東広場
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/dorokanrika/gyomuannai/3/1/6329.html
納入情報
納入品 | TRIFORAネットワークカメラシステム(ネットワークレコーダー、マルチビデオエンコーダー、多機能ドライブユニット)、AHDカメラ |
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納入時期 | 2024年5月 |
要望・課題・お役立ちのポイント
要望・課題
- 観光客の増加に伴い、広大な施設の運用管理、防犯面を強化するため、時代に合わせた高品質なカメラシステムにアップデートしたい
- 意匠にこだわった建物のため、システムの更新にあたり新規の配線作業が容易ではないうえに、機器の追加は難しいなど、設計制約が多い。既存の設備や配線を活用することで、限られた予算の中でリニューアルを実現したい。今後の拡張性(カメラ増設、監視場所の増設、AI画像認識との連動など)を見据えたシステムにしたい
お役立ちのポイント
- フルHD(1920×1080)の高精細画質に対応したカメラシステムをご提案。既設システムの約6倍の解像度での高品質な撮影に対応
- 更新カメラ部は、既設の同軸ケーブルが流用でき、フルHDで映像が伝送できるAHDカメラを提案。さらに、AHDカメラの信号をネットワークカメラの信号に変換可能なマルチビデオエンコーダーを使い、システム全体をネットワークカメラシステムとすることで、カメラの増設や将来的な画像解析への対応等、今後の拡張性を持ったシステムを実現
納入商品
各所に設置されたAHDコンビネーションカメラ AH-C1501(写真上段)。
各所に設置された押しボタンスイッチ(写真左下)と連動しており、スイッチ押下時に指定されたコンビネーションカメラのプリセットが起動し、音やパトライトで監視側に通知でき、速やかな対応をサポート。
各所に設置された屋外ドーム型AHDカメラ AH-C1810-3(写真左)と、屋外AHDコンビネーションカメラ AH-C1701(写真右)。広大な施設の安心・安全を守るため、警備室で集中管理している。