2018年度 全体験児童の満足度調査
体験児童の満足度アンケートを集計
2018年度のTOA Music Workshop(以下、TMW)において、全体験児童を対象に、選択式回答と感想自由記述からなる満足度アンケートを実施しました。
【設問】
・音楽とダンスは、楽しかったですか?
・またやってみたいと思いますか?
・感想を、自由に書いてください。
満足度調査 分析
<選択式満足度調査 8年間比較>
毎年、高い児童満足度を維持。
TMWでは、2011年度から「音楽とダンスは楽しかったですか?」、「またやってみたいですか?」の選択式回答によるアンケートを実施しています。過去8年間の結果をまとめたところ、継続して高い水準を保っており、子どもたちが心から楽しんでワークショップに参加していることがわかります。
※2017年度・2018年度は、STEP TO BEAT!の実施校のみ
自由記述
参加した子どもたちの感想
2018年度の体験児童の自由記述から、いくつか感想をご紹介します。
- とても楽しかったのでまたやりたいです。知らない楽器を知れたし、大好きなダンスもできて、とてもうれしかったです。ドーナツのダンスもあと5回はできそうです。家でやってみたいなと思います。(3年生)
- 楽器に「形は何をあらわしている」とか「何の音をイメージしている」などがあったので、自分たちがふつうに使っている楽器にも、何かあらわしているものなどがあるんだろうなあと思いました。(3年生)
- おどりがとても楽しかったです。あと、Shifaの人とハイタッチしたとき手がとてもかたくて、すごく練習したんだなと思いました。私は楽器の音がすきです。いろんな楽器を見ていて、おもい楽器やかるそうなものもありました。(4年生)
- とても楽しかったです。最初はよくわからなくて、はずかしいと思ってあまりやっていなかったけど、前に出るようにしてから楽しかったです。本当はもっとやりたかったです。ドーナツのやつが楽しかったです。ノリノリでした。(4年生)
- みんなめっちゃ楽しそうだったから自分もとけこめた。最初は、はずかしかったけどだんだん「はずかしい」から「楽しい」に変わっていってすごくたのしかった。(5年生)
- セレノグラフィカさんたちと一緒にやったダンスやステップがすごくおもしろくて楽しかったです。Shifaさんたちが演奏していた楽器も見たことのないものだったのでした。最後のダンスも、ちょっとむずかしかったけど、みんなでおどれて楽しかったです。(6年生)
自由記述Ⅱ
ワークショップ終了後、TMWでは、学校の先生方、出演者、スタッフ全員で振り返りの会を行なっています。2018年度の振り返りの会で出てきた、先生方からのご意見・ご感想を紹介します。
- 普段は自分の気持ちを言わない子どもが、最後みんなの前で感想を言っている表情が、とてもいい顔で印象的だった。
- 生で演奏を見ることができて、体に音が響く感じが伝わってきた。ダンスはふだんは決まった振り付けのものを踊るが、今回は先が読めなくて新鮮だった。躍動感を感じた。
- 低学年にはステップなど最初は難しそうだったが、児童から「難しい方が楽しかった」という声が挙がった。
- 子どもたちが普段と違う動きをしていたことが印象的だった。アビさんの言葉を使わないコミュニケーションに、児童教員共々興味津々だった。
- 今日まで、ポスターを見ながらみんなで何をするんだろうとワクワクして待っていた。終わった直後、子どもたちは興奮してざわざわしていた。ワークショップのはじめは緊張している子どもや、恥ずかしがっている女の子もいたが、思いっきり踊ることで、「一生懸命なにかするって気持ちいい」ということを感じてもらえたと思う。
- 最初は緊張していたが、ワークが進むにつれて、子どもたちが解放感につつまれていったのが分かった。笑いもありで、楽しい雰囲気が良かった。
- 音が苦手な子もいたが、クラスみんなが笑顔でよかった。踊りが苦手な子もいるが関わりやすいプログラム。
- 照れてやらない子が多いと思っていたが、みんなやっていて良かった。やらないものだとこちらで決めつけてはいけないと思った。