2019年度 全体験児童の満足度調査

体験児童の満足度アンケートを集計

2019年度のTOA Music Workshop(以下、TMW)において、全体験児童を対象に、選択式回答と感想自由記述からなる満足度アンケートを実施しました。

【設問】
・音楽とダンスは、楽しかったですか?
・またやってみたいと思いますか?
・感想を、自由に書いてください。

満足度調査 分析

<選択式満足度調査 9年間比較>
毎年、高い児童満足度を維持。

TMWでは、2011年度から「音楽とダンスは楽しかったですか?」、「またやってみたいですか?」の選択式回答によるアンケートを実施しています。過去9年間の結果をまとめたところ、継続して高い水準を保っており、子どもたちが心から楽しんでワークショップに参加していることがわかります。


※2017年度・2018年度は、STEP TO BEAT!の実施校のみ

自由記述

参加した子どもたちの感想

2019年度の体験児童の自由記述から、いくつか感想をご紹介します。(一部抜粋、漢字表記の修正を加えています)

  • もう1回うたやおどりをききたいです。楽器の名前を教えてくれてありがとうございます。楽しくできて、いっぱいできておもしろかったです。ものまねがすごいむずかしかったです。(1年生 Step to Beat!)
  • 音楽とおどりがとてもおもしろかったです。楽器のなまえやアフリカのあいさつをおしえてもらえてうれしかったです。またきてくれたらうれしいです。(1年生 Animal Concerto)
  • きのうはとっっっても楽しかったです。ダンスしてみたりみんなで輪を作って「もうさいこう!!」と思いました。きてくれてありがとうございました!(2年生 Step to Beat!)
  • 私は、最後のおどりがとてもわくわくしました。またやりたいです。もう1つおもしろかったことがあります。それはゴリラのまねです。家でもやってみました。やっぱり笑顔になります。とっても楽しかったです。(2年生 Animal Concerto)
  • 音楽とダンスを両方同じに楽しめるなんて。それも韓国の楽器を使って!また来てください。(3年生 Step to Beat!)
  • ステップで左から前にいくのがむずかしかったです。アビさんたちがステップを見せてくれたとき、家でまたお兄ちゃんとやってみたいと思いました。最初にやっためをつぶってたちあがるところが私の1番すきなところでした。(4年生 Step to Beat!)
  • 日々こんな「生」で演奏を聞ける機会が少ないので、貴重な時間になりました。想像以上にスケールが大きく、前いただいた「自分のからを破る」というメッセージを守ることができました。(5年生 Step to Beat!)
  • 演奏に合わせて、いろいろなおどりをするのがとても楽しかったです。楽器すべてが天候に関係のあることでびっくりしました。雨やかみなりの音は表すことがまだできると思うけれど、風などの音を表すことができるということがわかりました。また友だちと一緒に楽しめたらいいと思いました。(6年生 Step to Beat!)
  • 最初にしていたダンスがおもしろかったです。そのあとにしたいろいろな動物のダンスがたのしかったです。ありがとうございました。(学年不明 Animal Concerto)

自由記述Ⅱ


ワークショップ終了後、TMWでは、学校の先生方、出演者、スタッフ全員で振り返りの会を行なっています。2019年度の振り返りの会で出てきた、先生方からのご意見・ご感想を紹介します。

  • 生の演奏を聞かせてあげたい、音が響き渡る体育館のなかに浸ってほしいという想いがあった。最近の子どもたちはライブに行く機会もなく、学校行事としても文化鑑賞の機会も減っている。とても貴重な体験だった。
  • 神秘的な雰囲気から引き込まれていく子どもたちの様子を見ていた。とても素直な子どもたちだと改めて認識した。
  • 昨日たまたま「鏡ゲーム」(向かい合ってオニのうごきを真似するゲーム)をやった。そのときは教員が前に立ち動いていたが、アーティストが立つことで子どもたちの動きがこんなにちがうとはと驚いた。
  • ステップのプレゼントや輪になったところが面白かったと言っていた。恥ずかしがっていたけど、友達がやっているのを見て楽しくなる子がいた。
  • 電子音が苦手な子がいたが、今回は耳を塞がずに聞いていて、「○○みたいやな」と感想を話してくれた。音楽全般が嫌いなのかと思っていたら、こういう感想を持つ子なんだと発見した。
  • 子どもたちには、いつもつい大きな声で話をしてしまうが、ダンサーの声を出さないパフォーマンスを見て、そうでない引き込ませ方があると気づいた。
  • このような形のダンスと楽器に子どもたちが触れるのは初めてで、とても楽しく刺激を受けていた。教室に戻った時に早くアンケートを書かせてほしいと子どもたちが言ってきて、それほど楽しかったようだ。