758キッズステーション 様

「758キッズステーション」のイメージ画像

簡単設置で対面とオンラインのハイブリッド形式のセミナー、講演をサポート。
対面の参加者だけでなく、オンライン参加者にも明瞭な音声をお届け。

概要

名古屋市の子育て支援の中核施設として、子育て家庭が孤立することなく誰もが安心して子育てできるように、市民・企業・行政が連携して子育て家庭を社会全体で支える仕組みづくりを進めることを目的に開設された758キッズステーション。マルチルームでは、子育てに関するさまざまな講座やイベントが対面やオンライン、そしてハイブリッド形式で開催されています。
以前より対面によるセミナーや講座の際には、子ども連れ参加者も多いためワイヤレスアンプで拡声していましたが、コロナ禍以降増加したハイブリッド形式のセミナーへの対応に苦労されていました。後継機種として導入いただいたワイヤレスアンプは、オーディオインターフェース(I/F)を内蔵しておりセミナー開始前の準備作業の軽減や、対面・オンラインに関わらずすべての参加者に明瞭な音声を届けることができ、快適なセミナー空間の演出に貢献しています。

納入情報

納入品 ワイヤレスアンプ[USBオーディオI/F付]WA-2800IF
納入時期 2024年3月
背景 以前からTOA製のワイヤレスアンプを使用していたが、使用年数が長くなっており新たな機器への更新を検討することに。コロナ禍以降、ハイブリッド形式のセミナー開催にも力を入れており、機種選定のポイントとなった。

要望・お役立ちのポイント

要望

  • コロナ禍以降増えてきたハイブリッド形式のセミナーや講演の際には集音マイクを使って音声を配信していたが、声が遠かったり、雑音を拾ってしまって質疑などの声も聞き取りづらかったため、オンライン参加者にも明瞭な音声を届けられるようにしたい
  • 集音マイクや延長ケーブルの接続等、オンライン配信用の準備が煩雑なため、作業の省力化、時間短縮をしたい

お役立ちのポイント

  • オーディオI/F内蔵のワイヤレスアンプを導入することで、対面参加者だけでなく、オンライン参加者にもマイクで収音した音を明瞭に届けられるようになり、ハイブリッド形式セミナーの進行がスムーズに
  • パソコンやタブレットとの接続はUSBケーブルだけ。配線作業などの省力化や時間短縮が可能に

納入商品

  • ワイヤレスアンプ[USBオーディオI/F付]WA-2800IF

今回納入いただいたワイヤレスアンプ[USBオーディオI/F付]WA-2800IF。持ち運びも簡単で、パソコンやタブレットとの接続もUSBケーブルだけのため、準備作業もスムーズに。

  • Web会議アプリケーションの音声入出力機器としてワイヤレスアンプを使用

Web会議アプリケーションの音声入出力機器としてワイヤレスアンプを使用可能。オンライン参加者にも明瞭な音を届けることができる。

ハイブリッド形式のセミナーや講演時にはワイヤレスマイクで収音された音が会場の参加者だけでなく、オンライン参加者にも届けられるため、質疑などではオンライン参加者の声もワイヤレスアンプのスピーカーから拡声することができ、双方向のコミュニケーションがスムーズに。

インタビュー記事

「以前の機種よりも軽量化されて誰でも手軽に持ち運びができ、さらにパソコンにUSBケーブルで接続するだけで簡単に対面とオンライン参加者の両方に明瞭な音声を届けることができるようになりました。セミナー開催準備の時間短縮や負担軽減にも繋がっています。」

名古屋市子ども・子育て支援センター 758キッズステーション 主任

茂中 祐美子 様

「対面の参加者だけでなく、オンラインの参加者にもしっかりと私の声が届いているといった安心感がありました。」

公認心理師・保育士・社会福祉士

前野 みさお 様

-今回のワイヤレスアンプの導入経緯、採用のポイントを教えてください。

茂中 氏

以前からTOAのワイヤレスアンプを使っていましたが、長年使用していたので老朽化が進んでいて、機器更新を検討していました。当初は意識していませんでしたが、検討を進めていく中、対面でもオンラインでもセミナーを実施することがあるので、「せっかく機器を更新するのなら、オンライン参加者にも明瞭に聞こえるシステムがいいのでは?」といった要望がスタッフから上がってきました。また、以前はセミナー前に会議用の集音マイクを長く引っ張って講師の前に置いたり、カメラやマイクをパソコンに接続したりといった煩雑な配線作業に時間を取られていたため、その作業が軽減されるよねといった意見なども選定ポイントになりました。
さらに、今使用しているワイヤレスマイクとの互換性もあるため、オーディオI/F内蔵のワイヤレスアンプWA-2800IFに決定しました。

-導入後の使い勝手はいかがですか?

茂中 氏

対面とオンラインのハイブリッド形式のセミナーとしては本日初めて使用したのですが、講師の前野さんの声がすごく聞き取りやすいと思いました。事前にテストをした時に、小さい声で話してもマイクを通して明瞭に聞こえることを確認できていたので、安心してセミナーを開催できました。今まで集音マイクを使用していたときは、講師の方の声だけでなく会場の雑音なども結構拾っていたと思うのですが、今は直接ワイヤレスマイクの音をオンライン参加者にも拡声できるので、講師の方の声を明瞭に届けられるようになりました。
今日のセミナーではオンラインの方からの質問が出なかったのですが、質問があった場合はオンライン参加者からの質問もワイヤレスアンプから拡声されるので、皆様に色々お話しが聞けて、セミナーがより充実するのではないでしょうか。
また、以前の機種よりも軽量化されて持ち運びも楽になったほか、配線作業などの準備もワイヤレスアンプとパソコンをUSBケーブルで接続するだけで拡声できるようになったので、集音マイクを延長コードで接続するなどの手間も省略でき、マイクの切り替えといった作業もなくなり、非常に助かっています。

-本日のハイブリッド形式のセミナーでのワイヤレスアンプの使用はいかがでしたか?

前野 氏

週に1回は講演やセミナーの講師をしています。私の講演やセミナーはお子さん連れの参加者が多く会場がざわざわしていることもあるため、マイクを使用しないと声が届かない場合が多いです。オンラインでのセミナーは自分のパソコンのマイクとスピーカー機能を使って、参加者はパソコンのマイクとスピーカーを使用するケースがほとんどです。
ハイブリッド形式のセミナーや講演会の場合、オンラインの参加者の方にちゃんと聞こえているのかな、伝わっているのかなといった不安があるのですが、今回のセミナーでは事前にマイクの音が会場の参加者にもオンラインの参加者にも届くと聞いていたので、私の声が参加者の方にすごくよく届いているといった安心感のようなものを感じました。TOAのマイクの使用感としては、普段と変わらずよく届いていて、オンラインも逆に意識せずに話すことができました。オンラインで参加されている方からの質問とかがあったら、より使用効果が実感できたかもしれないですね。

-ワイヤレスアンプを使用したハイブリッドセミナーなど今後の計画をお聞かせください。

茂中 氏

年間たくさんのセミナーや講座を開催していますが、ハイブリッドの講座は子育て世帯には特にニーズがあるので今後も開催していく予定です。現在も稼働率は高いのですが、今後ますますワイヤレスアンプの活躍するシーンは増えてくると思います。
マルチルームは部屋貸しもしているので、758キッズステーションの登録団体さんにはワイヤレスアンプの貸し出しも含めて行なっています。操作方法も簡単で初めての方でも問題なく使えていますので、施設利用者の方の利便性の向上につなげていけたらと考えています。

758キッズステーションの概要

名古屋市が子育て支援ネットワークの中核施設として、市民・企業・行政が連携して子どもや子育て家庭を社会全体で支える仕組みづくりを進めることを目的に、2007年9月に開設。
親子で楽しく遊べる「キッズパーク」や子育てのことを何でも相談できる「子育てコンシェルジュ」、子育てに関する講座やイベントを開催する「マルチルーム」、さまざまな子育て情報を発信する「情報ガーデン」などがある。
「7」…なんでも 「5」…こどもと 「8」…やってみよう、という趣旨で、子どもと一緒にいて、子育てが楽しめる拠点という意味が込められている。

導入商品

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