株式会社ほくつう 様

高画質(フルHD)でコマ落ちのないなめらかな映像が確認できるHD-SDI防犯カメラシステム。
概要
2015年春の北陸新幹線の全線開通を機に、ますます注目を集める石川県金沢市。平日・休日を問わず多くの人がこの街を訪れ、兼六園や金沢城公園、ひがし茶屋街、武家屋敷跡、金沢21世紀美術館といった北陸を代表する観光スポットは、多くの観光客で賑わっています。
そんな金沢に拠点を置く株式会社ほくつう様は、昭和25年(1950)に電話設備の専門業者として創立以来、音響・映像、消防施設、無線、コンピューターなどの情報通信・弱電分野を網羅する事業を展開してこられました。2015年11月に新社屋へ移転された際に、社内に設置される防犯カメラシステムを一新。新社屋の防犯対策にTOAのHD-SDI防犯カメラシステムを採用いただきました。
納入情報
納入先 | 株式会社ほくつう 様 |
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納入品 | HD-SDI防犯カメラシステム |
納入時期 | 2015年10月 |
採用背景 | 2015年11月に旧社屋から新社屋へと移転される際、新社屋の防犯目的として、カメラ設置を検討されていました。 |
課題と解決のポイント
課題
- 高画質でコマ落ちのない映像で確認したい
- 万が一の不具合発生時にも、原因が掴みやすいシンプルなシステムにしたい
解決のポイント
- HD-SDI防犯カメラシステムならフルHD解像度の画像を1秒間に30枚出力。コマ落ちのないなめらかな高精細映像でモニタリング・録画が可能
- カメラ、レコーダー、モニターを直結するシンプルなシステムで、不具合発生時に原因の特定がしやすい
詳細
背景
新社屋移転にともない、防犯を目的としたカメラシステムの新設を検討。
2015年11月の新社屋への移転を機に、社屋や倉庫だけでなく、駐車場や建物周辺を含む敷地全体を監視する、防犯を主目的としたカメラシステムの新設を検討されていました。
課題
高画質であることはもちろん、コマ落ちのないなめらかな映像で確認できる防犯カメラシステムを。
防犯カメラシステムの新設にあたって求められていたのが、鮮明に映し出すことができるクオリティの高い映像と、万が一の不具合発生時にも原因を特定しやすいシンプルなシステムであることでした。
そしてライブ映像は、コマ落ちのないなめらかな映像で、遅延なく自然な映像で確認できることも必要条件として挙げられました。
解決策
高画質で、コマ落ちのないなめらかな映像が確認できるHD-SDI防犯カメラシステムを導入。
同軸ケーブルで1台ずつ配線し、万が一の不具合発生時の原因特定もしやすいシンプルなシステム。
今回採用されたのは、HD-SDIカメラ、及びカメラに電源供給するドライブユニット、HD-SDIカメラの映像を記録するHD-SDIレコーダーからなる、HD-SDI防犯カメラシステムです。
カメラは社屋内に5台、倉庫内に8台、駐車場を含む屋外に6台の計19台を設置。設置場所に応じて屋外用、ドーム型、箱型のカメラを選択されています。それぞれのカメラの電源はドライブユニットから1台ずつ供給。同軸ケーブルに重畳して電源供給しているため、カメラ側での電源配線が不要です。レコーダーは社屋内に8局タイプを、倉庫内には16局タイプを設置。それぞれの場所に設置されているHD-SDIカメラの映像を記録しています。
HD-SDI防犯カメラシステムは、フルHD(1920×1080)の高精細映像で記録映像の確認ができ、遅延やコマ落ちのないなめらかなライブ映像の確認が可能です。また、それぞれのHD-SDIレコーダーはLANケーブルを使って、社内ネットワークに接続されています。
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- 1階駐車場に設置されている屋外HD-SDIカメラH-C1410-3。出入口をはじめとした各進入ルートに向け、計2台設置されている。
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- 1階エントランスに設置されているドーム型HD-SDIカメラH-C1210-3。来客用の呼び出しパネルと連動し、各階に設置された訪問先の社内モニターに来客者の映像を鮮明に映し出します。
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- 倉庫横の従業員通用口に設置された屋外HD-SDIカメラH-C1410-3。
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- 倉庫の角には、死角ができないようそれぞれの方向に向けて複数のカメラが設置されている。
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- 倉庫の梁に並ぶHD-SDIカメラH-C-1110-3。
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<写真左>モニターは社内インフォメーションを表示する連絡板としても使用されている。
<写真右>社屋内に設置されている機器収納ラックにはHD-SDIレコーダー H-R081-4とHD-SDIドライブユニット H-P1108が収納されている。また、同ラックには、カメラシステム以外に採用いただいた、壁掛型非常用放送設備FS-1000シリーズ、IP告知送信機NX-220CTも収納されている。IP告知放送システムは、専用のネットワークを使用して、他県にある各営業所へチャイム、ラジオ体操、定時放送などの音声を配信している。
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<写真左>モニターは社内インフォメーションを表示する連絡板としても使用されている。
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- 倉庫内に設置されているモニターと、HD-SDIレコーダー H-R161-8およびHD-SDIドライブユニット H-P1108/ H-P1104のセット。
インタビュー記事
「防犯を目的に使用しているので、画質が良くコマ落ちのないHD-SDIカメラに決めました。」
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- 株式会社ほくつう
本社事業部 業務推進課 チーフ
氷見 仁邦 氏
- 株式会社ほくつう
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- 株式会社ほくつう
技術部 技術三課 第一係 チーフ
南出 栄二 氏
- 株式会社ほくつう
- -カメラを設置された目的と、HD-SDI防犯カメラシステムに決められた理由をお聞かせください。
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氷見 氏
設置の目的は防犯です。今回の防犯カメラシステムの導入にあたり、ネットワークカメラも検討したのですが、ネットワークカメラとHD-SDIカメラを比較した場合、よりシンプルにシステム構築できるHD-SDI防犯カメラシステムを選択したいと考えました。
また、HD-SDIカメラは同軸ケーブルで映像を配信するため、万が一、不具合が発生した場合にその原因となっている機器を特定しやすいということもポイントになりました。不具合があった際に、その原因をより速く掴むことが、防犯上のリスクを低減するということに繋がります。 - -カメラの画質についてはどんな考えをお持ちですか?
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氷見 氏
最近はネットワークカメラもすごく画質が良くなってきました。ネットワークカメラに時代が移りつつあることは否めないのですが、このHD-SDIカメラが発売された時、単純に「これはいいな」と思いました。社員一同を集めて行った検討会でも結果は同じで、画質の良さとコマ落ちのないライブ映像が確認できることが採用の決め手となりました。
- -現在の具体的な使用状況をお教えください。
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南出 氏
社内全体がカードリーダーで決まったエリアしか入れないというセキュリティ方法をとっていますので、事後でも確認できるように映像を記録しています。主に外部からの進入口にカメラを設置しています。
1階の来訪者無人受付システムにて、2階、3階、4階のフロアを選択すると、選択した階のフロアに各2台ずつ設置している49インチのモニターに映るように連動しており、来客の応対用にも使用しております。
- 株式会社ほくつう様の概要
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昭和25年(1950)に電話設備の専門業者として創立。以来、音響・映像、消防施設、無線、コンピューターなどの情報通信・弱電分野を網羅する事業を展開。長年にわたり技術と信頼を培ってきた総合弱電知識産業の雄として2015年8月に株式会社ほくつうに社名を変更。同年11月に現在の新社屋へ移転。
- DATA
株式会社ほくつう
http://www.hokutsu.co.jp/
- DATA
導入商品
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屋外HD-SDIカメラ H-C1410-3
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ドーム型HD-SDIカメラ H-C1210-3
生産完了品 -
HD-SDIカメラ H-C1110-3
生産完了品 -
HD-SDIレコーダー 16局 8TB H-R161-8
生産完了品 -
HD-SDIレコーダー 8局 4TB H-R081-4
生産完了品 -
HD-SDIドライブユニット 8局 H-P1108
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HD-SDIドライブユニット 4局 H-P1104
生産完了品 -
壁掛型非常用放送設備 FS10-1810
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IP告知送信機 NX-220CT