大阪証券取引所ビル 様

概要

2004年11月に竣工した大阪証券取引所ビルは、旧大阪証券取引所の象徴的外観を保存した、地上24階、地下2階の最新鋭ビル。



TOAでは、放送用ラックなどの非常用放送設備、監視用モニターやモニター用ラックなどの防犯カメラシステムが採用され、ビル内の防災センターで管理されています。また、ビル内に設置されたスピーカーは、内装デザインにとけ込むよう配慮されています。

東京証券取引所、名古屋証券取引所と並んで、日本の「三市場」と言われている大阪証券取引所様。新しい大阪証券取引所ビルは、商都大阪の中心「北浜」の新たな顔として、大阪の新たなシンボルにふさわしい外観と、高度な機能性を併せ持った最新鋭のビルとなっています。中之島を望む良好な眺望と、京阪北浜駅直結、淀屋橋駅近直結の好アクセスを活かし、大阪証券取引所様をはじめ、大阪経済大学のサテライト大学院、貸ホールの「北浜フォーラム」、オフィスゾーン(7階~23階)、飲食店や銀行を含む商業ゾーン(地下1 階~2階)など、複合ビルとして北浜の街づくりにも大きく寄与しています。

大阪証券取引所ビルには、非常用放送設備と防犯カメラシステムの両方のインフラ設備が納入され、ともにビル内にある防災センターで管理されています。非常用放送設備は全館をカバーしていますが、BGMチューナーを取り入れての業務放送は非常時のみの対応になっています。 防犯カメラシステムは、通路などの各階の共有部分に設置されたカメラを、普段は防災センターのカラーモニターから監視。順次カメラ映像が自動的に切り替わり、全館をくまなく見渡せるように工夫されています。そのほか、異常時に備えてハードディスクレコーダーによる常時記録による管理も行っています。

とくに新しい大阪証券取引所ビルでは極力環境にとけ込むことを最優先しました。設置されているスピーカーのほとんどは天井埋込スピーカーで、色もベージュ系のカラーでコーディネートすることで意識しないとわからない程、目立たない設計になっています。また、オフィスゾーンに設置されたスピーカーは、照明器具とスピーカーが一体化された特注スピーカーが採用されています。照明に組み込むために、口径も最小限の85mmに抑えつつも十分な音圧を確保しています。

大阪の、関西の金融街として200年以上の歴史を誇る北浜の中心的存在の大阪証券取引所様のセキュリティとセーフティの両面を、TOAのインフラ設備がサポートしています。

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