神戸マラソン

概要

2016年11月20日、神戸市内にて開催された神戸マラソンに、株式会社 城山様の無線システム「SmaTalk」とTOAの「タウンレコーダー遠隔見守りサービス」の連携による、無線端末での音声とカメラ映像の確認システムを提供し、スムーズなイベントの運営に貢献しました。

TOA「タウンレコーダー遠隔見守りサービス」
https://www.toa.co.jp/products/townrecorder/support/

カメラ映像の確認と音声通信をひとつの無線端末で

株式会社 城山様の無線システム「SmaTalk」は全国のマラソン大会や国体など国内の主要イベントで使用されている音声用の無線システムです。ボタンひとつで「SmaTalk」を持つ多数のスタッフ間で音声通信(一斉同報放送)できます。端末間の通信はNTTドコモが提供している携帯電話用通信規格FOMA回線を使って行うため、携帯電話が通じる場所であれば、全国どこでも通信が可能です。
タウンレコーダー映像確認用の専用ブラウザーを搭載した「SmaTalk」から「タウンレコーダー遠隔見守りサービス」のサーバーにアクセスすることで、タウンレコーダー(屋外ドームカメラ一体型レコーダー)の映像が確認できます。
今回の神戸マラソンではスタート地点や仮設トイレ、受付会場などにタウンレコーダーを9台仮設。「SmaTalk」を持つ運営スタッフ20人が、LTE回線を経由して、どこにいてもタウンレコーダーのライブ映像を手元の無線端末で確認できるようになりました。

タウンレコーダーのライブ映像は、無線端末画面に表示された地図上にあるアイコンをタップするだけで、直感的に呼び出すことができます。
従来、スタッフ間の情報共有は音声でのやり取りに限られていましたが、タウンレコーダーのライブ映像も同じ無線端末で共有できるようになったことで、従来よりも正確な状況確認やトラブル発生時などの迅速な対応が可能になりました。
約2万人のランナーを含むスマートフォン利用者が密集し回線が混雑する中でも、無線端末の通信が途切れることなく、タウンレコーダーの映像配信もスムーズで、運営スタッフの皆様からも、大変実用的で使いやすいシステムであるとの評価をいただきました。

  • タウンレコーダーのライブ映像を表示している「Smatalk」画面
  • タウンレコーダーのライブ映像を表示しているパソコン画面
  • ランナー控室に設置されたタウンレコーダー G-R301-2
  • スタート地点に設置されたタウンレコーダー G-R301-2

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