葛西駅地下駐輪場 様

「葛西駅地下駐輪場」のイメージ画像

日本最大の地下駐輪場に安全と安心を提供するTOA。

概要

広い駐輪場内。自転車のほとんどがサイクル ツリーに収納されているため、すっきりとした 空間になっています。

近隣に住宅地が発達しており、朝夕には多くの乗降客で賑わう東京地下鉄東西線「葛西駅」。ここに江戸川区様が進める、自転車利用の促進をしながら“放置ゼロ”のまちを目指す「総合自転車対策」の一環として国内最大規模(2008年7月現在)の地下駐輪場が建設されました。この大規模駐輪場を利用される方の安全と安心を守る防犯カメラシステムと非常用放送設備に、TOAの技術が役立っています。

葛西駅の東口と西口の2ブロックに分かれた同駐輪場には、合わせて53台の固定式ドーム型カメラを設置し、24時間体制で監視を行っています。ポイントは、適切な画角設定。広い場内をカバーするのに広い画角を用いると、被写体が小さくなってしまう場合があります。そのため、同駐輪場では被写体をはっきり認識できる画角に設定し、精度の高い監視を実践されています。カメラの解像度についても、水平500TV本の高解像度で、クリアな画質環境を実現しています。さらに、600GBの大容量ハードディスクにより、24時間監視したデータを2週間にわたって録画可能。記録したデータはUSBメモリーに抽出可能で、必要に応じて画像を外部に取り出したり、保存することができます。

また、非常用放送設備については、普段はBGM放送をはじめとする、さまざまな業務放送としても活用されており、地下駐輪場の安心感の演出にも役立っています。

地下式機械駐輪システム「サイクルツリー」を採用し、限られた駅前広場のスペースのなかで国内最大規模の収納台数を確保。マナーの啓発活動とともに迷惑駐輪の改善に大きな効果を上げている葛西駅地下駐輪場様。今後も「きれいで歩きやすいまちづくり推進」のために、ますますの活躍が期待されています。

  • 地下のサイクルツリーにはエレベーターで自動収納します。所要時間は約10秒と、とてもスピーディ。
  • 上部から捉えたサイクルツリー。 1基につき180台の駐輪が可能で、東口に21基、西口に15基設置されています。
  • 非常用放送設備〈 FS-971
  • 固定式ドーム型カメラ〈 C-CV250W-3
  • 鮮明な画質で、場内の状況を正確に把握できます。

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