社会には、危険を報せる音がたくさんあります。火災や津波の警報、自動車のクラクション、遮断機の音etc…。でも、膨大な音の海の中で、その音がどんな危険を報せるものか、音が聞こえてきたらどう行動すべきか、忘れがちではないでしょうか。
大切なのは、普段と異なる音が聴こえてきたとき、「何を報せる音?」と耳を傾け、「自分はどうする?」と考え、行動すること。その力を、私たちは「聴く力」と呼んでいます。
次代を担う子どもたちに「聴く力」の大切さを伝えたい。そして、災害の被害を少しでも減らす「減災」につなげたい。その思いを形にしたのが「カンカン塔の見はり番」です。
どうぶつ村の子うさぎ、ベルくんのおとうさんは、村の安全を見守る「カンカン塔」の見はり番。
ある日、おとうさんに代わってベルくんがカンカン塔のお留守番をすることに。
「火事を見つけたら鐘をカンカン、夕立雲がのぼったら太鼓をドンドンと鳴らすんだよね」。
ところが、数十年ぶりにオオカミたちが襲ってきたからさあ大変!
「こんなときは…シンバルだ!」。
ところが村人たちは「何の音?」と首をかしげるばかり。
みんなシンバルが何を報せる音か忘れてしまったのです。
どうするベルくん?!
どうぶつ村の子うさぎ、ベルくんのおとうさんは、村の安全を見守る「カンカン塔」の見はり番。
ある日、おとうさんに代わってベルくんがカンカン塔のお留守番をすることに。
「火事を見つけたら鐘をカンカン、夕立雲がのぼったら太鼓をドンドンと鳴らすんだよね」。
ところが、数十年ぶりにオオカミたちが襲ってきたからさあ大変!
「こんなときは…シンバルだ!」。
ところが村人たちは「何の音?」と首をかしげるばかり。
みんなシンバルが何を報せる音か忘れてしまったのです。
どうするベルくん?!
TOAは、社会から信頼される「良き企業市民」として、多様な社会問題の解決に向けた取り組みを自発的に行い、社会に貢献します。自社資源を有効に活用し、本業である「音と映像」との関連性を強く意識した独自の活動を行うことで、社会と共に発展していく「かけがえのない企業」になることを目指します。
防災に対して、みなさん、どんな意識を持っているのでしょうか。
それを探るために「音と減災の意識調査」を行いました。
「緊急地震速報」「地鳴り」の二つがトップ。両方とも「地震に関する音」ですよね。
「緊急地震速報」「地鳴り」の二つがトップ。両方とも「地震に関する音」ですよね。
耳からの情報でいち早く危険を察知し、目からの情報で詳しく確認!そんな様子が目に浮かびます。
お子さんに音について話していない家庭は、4割以上にのぼります。
教え方に関する情報が少ないことが、原因の一つかもしれませんね。
社会の課題解決のために自社資源を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を表彰する「企業フィランソロピー大賞」において、特別賞「防災の見はり番賞」を受賞しました。
「カンカン塔の見はり番」は、音の専門メーカーならではの視点である「音×防災」を切り口に継続的に実施している点、そして常に成長を目指し、活動の幅を広げる努力を続けている点が高く評価されました。
○公益社団法人日本フィランソロピー協会 ホームページ
https://www.philanthropy.or.jp/