施設や設備の防犯カメラ映像の記録を行うデジタルレコーダー。 |
RAIDとはRedundant Arrays of Inexpensive Disksの略。 |
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RAIDにはRAID 0~RAID 6の7種類が存在しますが、実際に利用されているのはRAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 6の4種類。 |
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映像を記録するときに何を優先させるかによって、選択するRAIDレベルは異なります。データ消失のリスク防止に重きを置くのか、低コストでできるだけ長時間の記録を実現させるのか。設置予算や監視映像の内容などを基準に選択します。 |
■RAID 1(ミラーリング) |
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ミラーリングとも呼ばれています。2台のHDDにそれぞれ同じデータを書き込みます。1台のHDDが故障した場合でも、もう1台のHDDに同じデータが保管されているため、記録データが失われることはありません。 |
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■RAID 5 |
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HDDの数に応じてデータを分割して記録しつつ、『パリティ』と呼ばれるデータを付加しながら書きこみ処理を行う方式です。パリティは、ディスク故障時に記録データを修復するためのもの。記録データから、ある計算式に従って作成されます。このパリティを記録データの他にHDDに分散して記録します。 |
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■RAID 6 |
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RAID 5を発展させた方式です。RAID 6では、RAID 5で使用したパリティの他に、さらに別の方法で生成したパリティデータを作成、記録します。これら2種類のパリティを使用することで、HDD2台が故障した場合のデータ復元も可能になります。同じHDD容量においてRAID 5と比較すると、記録すべきパリティデータが増加するため、HDDに記録できる画像、音声データは少なくなり、総記録時間が短くなります。 |
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